RedHawk Analysis Fusion

インデザイン・パワーインテグリティ解析と修正

RedHawk™ Analysis FusionとIC Compiler II™およびFusion Compiler™の統合により、インデザイン・パワーインテグリティ解析・修正機能が設計フローに組み込まれ、フィジカル・デザインでサインオフ精度の設計が実現可能になりました。 困難なパワーインテグリティの要件に対応して収束を目指すブロック・レベルおよびトップ・レベルの設計者を支援するため、業界で最も広く利用されているRedHawkサインオフ・エンジンを採用し、フィジカル設計の解析と変更をすべて同じ環境内で行うことを可能にしました。

「RedHawk Analysis Fusionは、業界標準となっている当社のパワーインテグリティ/信頼性解析を補完するもので、設計者の皆様はより優れた性能/消費電力/面積を達成することができます。」

-ANSYS社副社長兼本部長、John Lee氏

RedHawk Analysis Fusionとしきい値付近の電圧計算

主な特長

  • フィジカル・デザインでインデザイン・レール解析・修正のための統合環境を提供するIC Compiler IIとFusion Compiler/RedHawk Analysis Fusion
  • テストベクタ有りまたは無しで、接続性チェック、静的/動的解析カバレッジなど一般的な解析機能を装備
  • パワーグリッドの調整や、ビア挿入漏れの修正など、自動的なインデザイン・レール修正機能を活用
  • 習得と操作が容易
  • RedHawk Analysis Fusionの自動セットアップにより、マニュアルでレール解析結果をフィジカル・デザインの修正に変換する労力を軽減
  • 早期かつ高頻度に実行することにより全体的なスケジュールを短縮し、やり直しを削減
  • インプリメンテーション環境内でIRドロップ・マップを迅速に可視化し、what-if解析を即座に行えるため、デバッグ期間短縮が可能
  • お手持ちのサインオフ・パワーインテグリティ・ツールを補完して包括的なパワーフローを実現