コアモジュールは、材質や光学特性を設定する機能をはじめ、光学系およびオプトメカニカルシステムを作成および視覚化するためのグラフィカルな3Dソリッドモデリング機能を搭載しています。また生産性を向上させる特長として、直感的なユーザーインターフェイス、タスクやアプリケーションに特化したユーティリティやサンプルモデルライブラリ、ワークフローを自動化するためのプログラミング拡張機能、メカニカルモデルのフォトリアリスティックレンダリングなどがあります。
このコアモジュールは他の全てのLightToolsモジュールを利用するための必須モジュールです。
モデル内の光学部品や機械部品を通過する光のシミュレーションと解析ができます。最先端のモンテカルロ光線追跡機能により、モデル全体を通して強度、輝度、照度を正確に予測できるほか、強力な照明解析機能も備えています。
様々なタイプの照明システムの性能を自動的に高めることができます。LightTools 3D CADモデリングと完全に統合したことで、従来手作業で行っていた形状変更・解析実行・結果確認の繰り返し作業をLightToolsが実行します。これにより従来の数分の一の時間で性能が向上した現実的な設計解を提供します。
紹介資料(英語版)はこちら多様な照明アプリケーションのために、単一面か多数の面からなるセグメント化された面の両方で、反射型もしくは屈折型の自由曲面光学系を高速かつロバストなモデリングを可能にするモジュールです。
LightToolsの光学モデリング機能を拡張し、カスタム光学部品や高度な照明サブシステムに対応します。蛍光体、ユーザー定義光学特性や屈折率分布材料のモデリングにも対応できます。
SOLIDWORKSのメカニカルモデルをLightToolsに動的にリンクし、光学特性の設定や最適化などを直接SOLIDWORKSで設計したモデルに反映することができます。CADモデルをそのまま光学的に最適な形状に導くことができるため、効率的な開発が行えます。
光学設計で一般的に使用される材質や表面特性のライブラリを提供します。ライブラリには、屈折率や吸収率データ、定義済みの体積散乱やBSDF散乱データが含まれています。今後も随時データが追加される予定です。
紹介資料はこちら連続した光学面に基づいてイメージングパスを定義し、レンズ解析を実行します。イメージングパス機能は、LightToolsで直接使用することも、CODE Vと組み合わせて使用することもできます。
IGES、STEP、SAT、CATIA V4およびV5、Parasolid形式など業界標準のCADファイル形式のインポートおよびエクスポート機能を提供します。
RSoft Photonic Device Toolsを使用してグレーティングの設計と特性評価を行うことができます。 RSoftが提供する独自の双方向散乱分布関数(BSDF)機能を活用し、シミュレーションされた角度間の相互補間機能により、グレーティングと他の照明システムに正確なシミュレーションを提供します。本機能は、例えばAR/VRシステム設計と解析の複雑さを軽減し、時間を節約します。