< In-Person セミナー >

Connecting the Dots:

シノプシス検証ツールのテクノロジ・
リンクを活用した設計検証の効率化

シノプシスが業界をリードする検証ツールVCS、Verdi、VC SpyGlass、VC Z01XおよびVC LP と、フォーマル検証ツールVC Formal とのシームレスな統合について分かりやすくご紹介するセミナーを開催します。フォーマル検証の経験が豊富なユーザー様だけでなく初心者の方も、最新の検証技術や実践的なノウハウをご習得いただけます。

最先端テクノロジーを活用し、検証ワークフローを効率化しながら設計品質を向上させたいとお考えの設計/検証エンジニアの皆様、必見です。

ご参加は無料です。ぜひこの機会をお見逃しなく。

◆ セミナー概要
 ・ VCS、VC Formalの到達不能解析によるカバレッジ・クロージャの高速化
 ・ Verdi フォーマル・ナビゲータによる設計動作探索とバグの早期発見
 ・ フォーマル CDC 解析による CDC 問題の検出
 ・ フォーマル機能安全解析の活用で、機能安全シミュレーションの時間短縮
 ・ 低電力検証の課題を、フォーマルを活用することで克服

◆日時/会場

 2025年2月21日(金) 13:00-18:00  受付開始 12:30-

 日本シノプシス合同会社 東京本社(二子玉川オフィス)

 東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス 15F セミナールーム
 地図:https://www.synopsys.com/ja-jp/japan/company/company-profile.html
    * 東急田園都市線/大井町線 二子玉川駅より徒歩1分  

◆お申込み

 ご好評につき満席となりました

 

◆アジェンダ
 

12:30    受付開始

13:00    ごあいさつ

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13:05    なぜ今フォーマル技術の利用が広がっているのか?

カスタマー・サクセス・グループ 
アプリケーション・エンジニア 廣畑 和樹

 

今日、フォーマル検証はプロパティの証明にとどまらず、より幅広い分野、検証ツールで使用されるようになっています。さらにアサーション生成をはじめとして、AIを使用した機能がフォーマルツールに搭載され始めており、さらなる生産性向上が可能になります。

本セッションでは、これらフォーマル技術の最新動向についてご説明します。

 

13:20    フォーマル・テクノロジによるVCSカバレッジ・フローの効率化

カスタマー・サクセス・グループ
シニア・スタッフ・エンジニア 杉江 誠

 

シミュレーションによる機能検証において、カバレッジは検証品質を担保するために重要な指標ですが、そのゴール達成にはデザインの複雑化・大規模化に伴い非常に多くの工数とコンピューティング・リソースを必要とします。

本セッションでは、まずマシン・ラーニング技術を活用してカバレッジの早期収束を実現するVSO.aiを含むVCSカバレッジ・フローについて概説します。加えて、VC Formal FCA (Formal Coverage Analyzer)アプリケーションを用いたデッドコード解析を組み合わせることで、カバレッジを効率的に早期収束させるフローをご紹介します。
 

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14:10    休憩

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14:20    Verdi Formal Navigatorでデザインの振舞いを探索し、バグを早期に発見

カスタマー・サクセス・グループ
シニア・スタッフ・エンジニア 垂水 裕司

 

設計の複雑化が止まらず、市場投入までの期間が短縮される中、SoC設計の検証とデバッグ・サイクルを効率化するためのメソドロジが必要です。

Verdi Formal Navigatorは、デザイン検証のための波形生成と解析機能をご提供します。

Navigatorを使用すると、デザインの振舞いを探索するためのシミュレーション・テストベンチ環境が不要になり、特定のシナリオの波形を編集して「What If」解析を行うこともできます。

本セッションでは、Verdi Formal Navigatorによるデザイン検証プロセスの効率化機能をご紹介します。

 

14:50    CDC機能検証の必要性とVC Formalの活用

カスタマー・サクセス・グループ
プリンシパル・エンジニア 小宮 健一

 

Clock Domain Crossing (CDC)における機能検証の側面を深く掘り下げます。

構造解析により検出された同期化回路が意図どおりに制御されていないと、検出漏れとなる場合があります。また制約を使用して疑似エラーを抑制する際、機能検証によって制約の正しさを確認すれば、安全に適用できます。

本セッションでは、これらの課題に対してフォーマル手法とシミュレーションを組み合わせた検証ソリューションとメソドロジを説明し、VC Formalを使用することでフォーマル検証の収束性を向上させる最新のフローについてご紹介します。

 

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15:20    コーヒーブレイク

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15:30    フォーマル・テクノロジによる機能安全のための故障検出率向上フロー

カスタマー・サクセス・グループ
シニア・スタッフ・エンジニア 杉江 誠

 

車載向け機能安全におけるランダムHWフォールトの検出率の向上はASIL要件を満たすための重要な課題です。VC Z01Xにより高速な故障シミュレーションが実現可能ですが、検出できないフォールトが安全側フォールトなのかどうかの判断は簡単ではありません。

本セッションではVC Z01Xに統合されたVC Formal FuSa (Functional Safety) アプリケーションを用いることで安全側フォールトを自動的に抽出し、故障検出率を改善するためのフローをご紹介します。

 

16:00    フォーマル・テクノロジを使ったローパワー検証

カスタマー・サクセス・グループ
シニア・スタッフ・エンジニア 前田 修二

 

現在のASIC開発においてはローパワー設計が必要不可欠となり、そのローパワー設計に必要な特殊セルをRTL段階から考慮した検証は、デザインの大規模化と機能の複雑化に伴ってますます重要になってきています。

本セッションでは、ローパワー設計で使うUPFを考慮した接続検証とプロパティ検証についてご紹介します。

 

16:30    VC Formal関連の生成AIソリューション・プレビュー

カスタマー・サクセス・グループ
プリンシパル・エンジニア 上田 淳

 

近年、Chat GPTやCopilotなどのLLM(大規模言語モデル)を使用した生成AIソリューションが注目を集めています。シノプシスも、この生成AIを活用したソリューションの開発に注力しており、生成AIベース製品のリリースを計画しています。

本セッションでは、現在開発中の生成AIソリューションであるGenFV (仕様書からのアサーション生成)およびSynopsys.ai Copilot(リアルタイム検索と文書生成)についての機能紹介とデモを行う予定です。検証分野での生成AIソリューションの活用方法を議論します。

 

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17:00    クロージング

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17:05    ネットワーキング (18:00 終了予定)

お飲み物と軽食をご用意しております。ぜひお気軽にご参加ください!

弊社営業、技術担当と気軽にお話いただきながら、製品について直接ご相談いただけます。

お客様同士の交流の場としてもご活用ください。

 

※プログラムは変更される場合がございます。予めご了承ください。