シノプシスEuclideは設計および検証エンジニアのための統合開発環境(IDE)ソリューションで、プロジェクトの期間短縮、リスピンの回避、コード品質の向上、チップ面積および消費電力の削減に貢献します。
シノプシスEuclideは、オンザフライでのインクリメンタルなコンパイル、エラボレーション、擬似シンセシス、およびルールチェックの機能をエディタに完全統合し、数秒でフィードバックを提示する業界唯一のソリューションです。Euclideのツールセットをご活用いただくことで、デザインおよびテストベンチのインプリメンテーションにおけるバグを早い段階でなるべく多く取り除くことができます。これによりコードの品質が向上し、プロジェクト収束までの期間が大幅に短縮します。
Euclideは、シンプルかつ直感的な設計により、画期的なユーザー体験を実現します。設計および検証環境を短時間で簡単に立ち上げることができるほか、初心者は短期間で言語を習得できる利点もあります。
図1:シノプシスのSystemVerilog用統合開発環境Euclide
Euclideはコード入力中にオンザフライで包括的なルールチェックを実行し、通常は数秒でフィードバックを提示します。これによりインプリメンテーションのバグをいち早く取り除き、不要なシミュレーションや長時間のデバッグ・セッションを大幅にカットできます。また、Euclideでテストベンチのバグを特定することにより、そのバグによって隠蔽されていたRTLのエラーを製造前に見つけることができるため、リスピンの回避にもつながります。
包括的なツールセットにより、コーディング時間が短縮し、コード品質が改善します。
かつてないユーザー体験、およびコード検査とナビゲーションに関する幅広いツールにより、コードを詳細に検討できます。
バージョン管理、バグトラッキング、タスク管理、EDAツールなどとの統合により、シームレスな互換性を実現します。
シノプシスEuclideは、シノプシスVerification Continuumプラットフォームを構成する各ツールと互換性があり、これらとの統合が可能です。
シノプシスの製品、サポート・サービス、トレーニングの詳細は、www.synopsys.comをご参照いただくか、営業担当までお問い合わせください。