日本シノプシスに所属しているCODE Vアプリケーションエンジニアによる連載コラムです。
以前に執筆者がC社にて連載していた「A君のレンズ設計者物語」の続編となります。
本編も読みやすく、わかりやすく、親しみやすくを心がけて執筆していきます。
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【登場人物】
博士:CODE Vについても造詣が深くT君も知らない裏技的なことを時々教えてくれる収差論の大家
T君:CODE Vの機能は十二分に使いこなせるが、その分、理論的な部分を軽くみている若手技術者
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2024年7月26日公開
第3回は撮影した写真の写りが悪いとT君が博士に愚痴っています。そこで博士が偏心収差論(の要点)やCODE VのSNS(面のティルト敏感度)という機能を紹介し、製造誤差の影響や感度低減設計の様子を説明しますが、果たしてT君の写真の写りが悪い原因は???
2024年5月17日公開
周辺光量比に関係する量の一つに物体側の開口効率があります。この開口効率は入射瞳のコマ収差に関係しています。CODE Vでも瞳の収差を評価することが可能です。T君が(瞳の)収差と周辺光量比の関連性を探ります。
2024年2月9日公開
異なる硝材を組み合わせると色収差を補正することができますが、球面収差やコマ収差の状況は異なるため、どんな組み合わせでも良いわけではありません。T君がCODE Vを使って最適な組み合わせを探ります。