GratingMOD 製品概要

GratingMOD™CMTは、光ファイバーや集積導波路の複雑なグレーティングプロファイルを解析・合成し、様々なフォトニックアプリケーションに応用するための汎用設計ツールです。このソフトウェアは、高速シミュレーションのためのCMT(Coupled Mode Theory)アルゴリズムに加え、洗練されたマルチモードアルゴリズムをベースにしています。また、GratingMODは、様々な結合メカニズムに対するシミュレーションの一般的なプラットフォームを提供します。

グレーティングの分光感度特性

メリット

  • ロバスト性、効率性、利便性を兼ねたアルゴリズム
  • RSoft CAD環境と完全に統合

アプリケーション

GratingMODは、光ファイバーおよび光集積回路の両方で、様々なグレーティング構造を扱うことができます。

  • 分散補償ファイバーブラッググレーティング
  • マルチプレクサ/デマルチプレクサ
  • アド/ドロップ フィルタ
  • 光増幅器における利得等化
  • グレーティングアシストカプラ
  • 長周期グレーティングセンサ

特徴

  • 指定したモードから周期および周期からモードの両方を求めるブラッグ条件検索
  • 損失/無損失導波路の両方に対する洗練された直交性関係
  • 最適なモードの使用による誤差低減
  • 解析モード計算が可能
  • 2Dおよび3D構造において、任意の位置、数のグレーティングを使用した結合メカニズムの検討(ファイバーコア結合、ファイバーコアとクラッドの結合、長周期ファイバー、集積回路の側面結合と垂直結合)
  • マルチモードCMT実装によるマルチモードグレーティングシステムの解析
  • 逆設計問題に対応するために最新の合成手法を使用
  • 導波路と材料の分散を含む
  • 各モードの透過および反射スペクトルの決定
  • 位相、分散、時間遅延の計算
  • モード、アポダイゼーション、チャープ、グレーティングのプロファイル作成
  • 一次反射のバンド幅の自動計算。
  • スペクトル解析およびブラッグ条件解析

定分散補償付きグレーティングの合成結果

アプリケーション事例