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一般的に、レンズシステムのシミュレーションはレイトレーシング技術を使用して効率的に行うことができますが、構造のサイズスケールが関心のある波長と同程度のサイズスケールである場合、レイトレーシングでの解析結果は不正確となります。この場合、ビーム伝搬法(BPM)や有限差分時間領域法(FDTD)などの厳密な手法が必要になります。この例では、レンズは光線追跡法(RTA)、ファイバーはビーム伝搬法(BeamPROP BPM)で解析していますが、複数の手法を用いたハイブリッドシミュレーションは、シミュレータ間のフィールドデータの受け渡しによって実現できます。
RSoftのツールには、業界標準のレイトレーシングソフトウェアであるCODE Vの出力を変換するインターフェイスが搭載されています。
例として、CODE Vで描画されたボールレンズの出力光線から構築された振幅と位相の情報を示します。
これらの独自フォーマットは、RSoft Raytracing Interfaceによって、RSoft のシミュレーションツールで使用可能な入力ファイルに変換されます。さらに、RSoftシミュレーションからの出力もCODE Vで活用できる形式に変換することができます。
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