Optical and Photonic Solutions Blog~日本語版~
公開日:2023年8月7日
園芸用照明器具に拡散ガラスとコーティングを使用していますか?
シノプシスはガラスやコーティングの性能と光学特性を簡単に測定できるソリューションを提供しています。
NEN2675:2018 +C1規格により、園芸業界では新しい分野に対応する技術やソリューションを探索して環境を適合することが求められています。
また、材料やその表面の光散乱特性を測定するためのソリューションも提供しています。
光が特定の表面とどのように相互作用するか、または材質内で光がどのような状況となるのかを測定できるハードウェアを提供し、その結果をLightToolsなどの照明設計解析ソフトウェアにインポートできます。
Synopsys Mini-Diff V2による拡散光の測定は、レイトレーシングやバーチャルプロトタイピングを使用した開発や設計のソリューションとなる可能性があります。
Synopsys Mini-Diff V2はSynopsysのハードウェア機器ポートフォリオに含まれるポータブル散乱測定器です。あらゆる材料の反射および透過の光散乱を測定できるように設計されています。NEN2675に準拠し、特定の入射光角度(0°、20°、40°、60°)において、異なるタイプの拡散ガラスやコーティングの拡散比率の情報を得ることができます。
散乱測定器がご不要の際は、弊社が所有する環境光と温度を制御したラボにて、オンデマンドの散乱測定も行っています。本ラボではあらゆるサンプルに対して適応した測定環境をご提供しております。
Synopsys Mini-Diff V2は非常に使いやすい測定器です。数秒で双方向散乱分布関数(BSDF)値と、異なる波長(R、G、B)の反射率/透過率の比率を、反射と透過の両方の成分で得ることができます。
Synopsys Mini-Diff V2には測定値、パラメータ、サンプルなどの情報を表示できるソフトウェアも製品として含まれています。また、測定値を他のシミュレーションソフトウェアにエクスポートすることも可能です。
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