サポート言語にPHPとPython を追加し、セキュリティ・チェック機能を強化し、 開発環境への統合のし易さと使い易さを高めたソフトウェア静的解析ソリューションの最新バージョン
2016年1月5日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 – シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、ソフトウェア・ソースコードに潜む重大なセキュリティ脆弱性や品質上の問題への対応を強化したソフトウェア静的解析自動化ソリューションの最新バージョン Coverity® 8.0 の提供開始を発表した。主要な改良点は、サポートするプログラミング言語の追加、セキュリティ・テスト機能の強化、多岐にわたるソフトウェア開発ツールや開発環境への統合の容易化などである。
シノプシスのソフトウェア・インテグリティ・プラットフォームは、厳格かつ合理化されたソフトウェア・サインオフ・プロセスを用いてソフトウェアのクオリティとセキュリティを改善する包括的なソリューション群の総称であるが、業界を代表する静的解析ソリューションであるCoverity は、その基幹ソリューションのひとつである。
Coverity 8.0 は、これまで以上に広範囲にわたるソフトウェア・アプリケーションや開発環境に対する実用性を高めており、ソフトウェア開発者は、開発段階の早期に重大なセキュリティ上の欠陥に効率的に対処できるようになると同時に、ソフトウェア開発ライフサイクルのあらゆる段階に組み込んで活用できるようになる。
シノプシス ソフトウェア・インテグリティ・グループ ジェネラル・マネージャ兼上級副社長 Andreas Kuehlmann は、次のように語っている。「セキュリティ・テストは、ソフトウェア開発プロセスにおいて欠くことのできない工程となっています。ソフトウェア開発の分野は、ますますダイナミックかつ多様性に富んだものになってきており、様々なプログラミング言語をサポートした自動化ツールを用いてソフトウェア・テスト工程を合理化することが必要不可欠となっています。言語サポート、セキュリティ・テスト機能を強化し、既存の開発環境への統合も容易になったCoverity 8.0 をお使いいただくことにより、ソフトウェア開発者の皆様は、現在直面している開発課題をより効率的に解決できるようになります。シノプシスは、ソフトウェア・サインオフ・プロセスの確立を促進する包括的なソリューションであるソフトウェア・インテグリティ・プラットフォームの強化拡充にたゆまぬ尽力を続けておりますが、Coverity 8.0 は、その中でも非常に重要な成果です」
ソフトウェア・サインオフは、安全性の高いソフトウェアの開発とテストを実現するための新しいコンセプトであり、実践的で有意義なテスト・プロセスを通じてソフトウェアのクオリティとセキュリティへの信頼性を高めることを目指している。そのために、一貫した厳格なテスト手法、目まぐるしく変化する現実に対応したテスト自動化ツールやメソドロジ、適切な安全性保証基準を決定するための定量的な基準をプロセスに組み込んでいる。
Coverity 8.0 の新機能の詳細は、http://www.coverity.com/html_ja/Announcing-Coverity-release-80/index.html より入手可能。
シノプシスについて
Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第16 位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。詳細な情報は、 http://www.synopsys.com/japan より入手可能。
# # #
Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標です。
その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。
<お問い合わせ先>
日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充
TEL: 03-6746-3940 FAX: 03-6746-3941